がー
岡山弁の非常にわかりやすい特徴の一つ、語尾の“がー”。
岡山に転居して数ヶ月、幼稚園に通う上の子が、怒っている時限定で“がー”を使うようになった。
(*本来の岡山弁では、喜怒哀楽まんべんなく“がー”を使っているように感じます)
“洗濯物だしといてよ~” “今やっとろーがー(怒)!!”
という感じ。
ちょっと面白いので彼と2人でささやかに“がー”を復唱したり、“がぁこちゃん”(“たろうのひっこし”(→amazon))なんて呼んでみたりみなかったり…、気づけば、いつの間にか全く“がー”を使わなくなっていた。
な ん で ー ? ?
ちなみに、私は愛知(三河)県出身だが、両親は生まれも育ちも岩手県のため、生粋の三河弁を知らない。その後、山梨→東京→広島→岡山と転々と行脚し、友人が増えるたびに、その土地々々の特徴的な方言はカタコト話すようになるものの、いつまでもエセ方言を操る異邦人の感がなくもない。
我が子には、土地に息づいた方言にいっぱい触れて育って欲しいなぁ~。
(とは言っても、やっぱり“がー”と突っ込みを入れて、煙たがられそうだ。)