宇宙語録
子ども1歳9ヶ月。
かなりコトバを話すようになった。
そればかりか、部屋の隅で壁に向かって、もしくは散歩途中の道ばたに佇んで虚空を見つめ、……私には見えない宇宙人(?)と交信することも増えてきた。
コトバなんてとっても流動的で、明日にはまた違うコトバを発しているかもしれないが、宇宙語をちょっとだけメモ。
ぼり…帽子(これがないと散歩に行けない。子どもにとっては一大事。)
ばっぽ…散歩
むい…ゴミ
むいえ…ごめんね(“ごめんなさいは?”と聞くと、自分の頭を片手でポンと叩いて、ペコッと頭を下げ“むいえ~”。“こりゃまた失礼”風情で笑いが込み上げてくるけれど、グッと我慢……しなきゃいけないよね、本当は)
最近は、子どもがわざと物を落とし“オチタ”というのを、彼が一々“オトシタ”と訂正している。
活用はまだ無理なんでないかい?いつ頃身に付くものなのだろう。
“どんなことしたの?”とか“何して遊んだの?”といった具合に説明を求めてみると、“あ~うぃ~でバッポー、う~ぉお~”と長々身振り手振り付き宇宙語で説明してくれるようにもなった。何だか必死の形相で、子どもらしからぬ低い声。話し出したら止まらない。
ああ、それで思い出したわ、母ちゃんは、子供時代、甲高い声のマシンガントークキッズで、家族から“ブッコワレラジオ”と呼ばれていたのよ。(……今思うとヒドイ)