歩くひと_ヒロクレ日記

旅した土地の思いで 子どもと暮らす 日々雑記

泡立つチョコレートカーin万博


(イタリア館のチョコレートカーも暑さに負けて泡立ち気味)

過去最高の入場者数(25万人弱)を記録した、それはそれは暑~い日に、よりにもよって万博に出かけてしまう。会場最寄の私鉄駅から、会場までのリニモに乗るまでが30分(以上。ちなみに、シャトルバスでさえ25分待ち)で、頚木をつけた牛の如くにユルユル進む人の群れ群れ。

赤ちゃんからお年寄りまで万人に優しい設計なんて何のその。赤ちゃんは抱いて、ベビーカーを抱えて行きましょう(スロープオンリーの地下道への入り口に5段ほどの階段があるといった立派なつくり)。車椅子の人はひたすら待ちましょう。子どもや老人は押しのけて進みましょう。トイレは1時間待ちなので、出来るだけ我慢しましょう(オムツ替え?とんでもナイナイ)。ペットボトル飲料は安全のため入り口で没収します、でも、会場内で購入するには30分並んでね。

それでも、今回で万博5回目というナビゲータージィジのお陰で、広い会場内を迷うことなく無駄もなく次々目的地(外国館…子どももいるので、もとより企業館に並ぶ気は無し)へ。さらに、やはり万博避暑マイスターバァバのお陰で、保冷バック保冷剤を駆使した暑さ対策もバッチリ。

気づいてみると昼頃出かけたのに夕方までで10館以上をまわり(しかも、展示が細やかな館も多く、まわっていて飽きがこない)、子どももジィジも暑さにダウンすることなく帰宅。青島ビールの美味いこと!

オリンピックの誘地に失敗した愛知県は、代わりに万博"愛・地球博”を開催。万博効果もあって、中部国際空港の開設、リニモの開通、高速道路の整備等々土地開発が進んで、実家周辺もベンリになった。かつて、青少年公園として長閑な自然公園があった土地は、いまや1日で十ン万~二十万人の人が押し寄せる万博会場だ。万博でしきりと"Eco(エコ)”"自然・環境に優しい”とPRする傍ら、周辺のシゼンカンキョウを滅茶苦茶にしての開催。成功メデタシメデタシと。