歩くひと_ヒロクレ日記

旅した土地の思いで 子どもと暮らす 日々雑記

温いジャムとオートミール

友だちに、アヲハタ(http://www.aohata.co.jp/)の工場見学&ジャム作り体験に誘って頂く。

アヲハタでは、ホットママレードドリンクを頂き、イチゴジャムを作り、工場内を見学。工場やジャム作りについての説明も丁寧で、多くが小さい子ども連れで騒がしく時間通りに進まない中、スタッフの方々には終始笑顔で接して頂き、一気にファンに♪

ところで、出来たてのジャムを試食した時、彼がポソッと“温かいジャムを食べると、オートミールを思い出すよな…”と呟く。

“ん??”

オートミール。外国の本の中では定番のオートミールだが、私は口にしたこともないぞ。

聞くと、子どもの時、風邪をひいて寝込むとジャムを入れたオートミールが出てきたという。お義母さんも子どもの時からオートミールを食べていたということで、オートミールの習慣は彼の母方の習慣であるらしい。

彼の曾祖父は洋行しており、帰国後、生活が一気に洋風になったという。

表札を平仮名表記にしたり(近所の子どもが家の前で一々表札を読み上げるので止めたらしいが)、玉子の白身で洗髪したり…。

曾祖父が洋行って、官費留学じゃ~ん!と衝撃を受ける私の横で、彼がボソッと

“割と柔軟な人だったんだなぁ…”

と呟いた。

確かに、漱石とは大違い。