歩くひと_ヒロクレ日記

旅した土地の思いで 子どもと暮らす 日々雑記

十年一昔と言うけれど…

郷里を離れて十年。生まれ育った町が企業都市である上、近年万博開催やら本社の移転だとかで急速に近代化(?…工場などの建設・増改築)が進んでいるせいか、以前の面影もなくビルが立ち並んだ町内に唖然とする。

雨がパラパラ降る中、町内を親子孫の三世代で散歩。

子どもの頃、クラスの大半の子の親が同じ会社に勤めていて、“○○ちゃんちのお父さんは部長さんで”とか“○○課長さんのお子さんがグレて…”とか“○○さんちは親子とも慶応を出て…”とか、そんな噂に否応なく巻き込まれるのが嫌で嫌でたまらなかった。

十数年ぶりに卒業した小学校を見ると、校庭が狭くなって校舎が1棟増え、殺風景になっている。“こういう土地で育つ子はどんな思いを抱えていくのかな”と不安が過った。