10月読ボラ_“にぐるまひいて”、“あな”
そういえば、ブログを書き始めた当初、読んでよかった本をメモしていこうと思っていたんだよなぁ~。
…という訳で、今月の小学校(読書ボラ、1年生クラス)で読んだ本。
“にぐるまひいて”(ドナルド・ホール (著), バーバラ・クーニー (イラスト), もき かずこ (翻訳))(@amazon)
10月の情景から始まるこの本は、絵がとてもすばらしい。
内容は、自然の恩恵を受けながら素朴にくらす家族の1年間の巡り。
10月に読むことがあったら絶対この本にしようと思っていた。
今回、1年生ということもあり、本ではなく、ほるぷの紙芝居版を選択。
“あな”(谷川 俊太郎 (著), 和田 誠 (イラスト))(@amazon)
何冊か持って行った本を出したところ、こどもたちのリクエストが多かったので読むことに…。
「にちようびのあさ なにもすることがなかったので ひろしはあなをほりはじめた」から始まる文は、シンメトリーの構成になっていて、あなの深まり・いもむし・空の色などから時間の経過も示される。
シンプルな文と絵がいいよなぁ。
子どもたちの反応も上々。
(そして必ず、“やべぇ、あなからどうやって出るの?”“出れんがー、やべぇ”とひろしとシンクロして慌てる輩が数人出てくる。)