ダメなものはダメ
2週間ほど前のこと。
夜、彼と録画していた映画でも見るかぁ、とテレビをつけた9時半すぎ。
バシャン!
と薄い鉄板がつぶれるような音が響いて、
“古い映画なのに、音がやたらステレオ~”、“でも、映像と音、全然関係なかったねぇ”なんて話しているうちに、何やら近所からザワザワと人の集まる音が…。
外に出てみると、
目の前の用水路の中に落ちて横倒しになっている車が1台。
いやいやいや、確かに、たまに子どもやお年寄りが自転車ごと落ちていると音にのみぞきく、用水路ではありますが…。
近所の方の中に手際がいい方がいて、パッと用水路に降りて、運転手を救助し、同乗者の有無や運転手の状況を確認して下さる傍らで、携帯片手に警察・消防に通報する彼。
近所の方:“運転手の方、酔っておられるようです”
一同:“えぇ~!!!”
救助された運転手さん、
“新車なのに…。でも、いやぁ、誰にも迷惑をかけなくて良かった。帰ったらまた怒られちゃうなぁ~”とため息。
迷惑、かかっとろうがぁー!
と心の中で突っ込みつつ…。
それにしても、やっぱり落ちることあるんだなこの用水路、と眺める夏の宵。
・件の映画は、それ以降なんとなく見られていない。
・レッカーにかなり時間がかかっていた。
・自宅の車庫に入れる時、その用水路に向かって方向転換するため、失敗したら落ちるな、といつも思っておりました。