蝉時雨の季節 *虫ネタ注意
今年は、戻り梅雨でぐずついた天気が続いているが、それでも合間を縫って、ポツポツと蝉の羽化が始まった。
夕方、彼が幼虫を見つけてくれたので、家の網戸につけて、家族で羽化を見る。
羽を伸ばすときに、抜け殻におしりをひっかけて反転したような体勢をとるが(→昨年の日記へ)、自然の中では、この時に誤って転落し、力尽きてしまうものも割と見かける。
“もうちょっと安全な羽化方法ないのかねぇ~”と言っていると、
“羽を確実に伸ばして、乾かすには、やっぱりひっくり返って重力を使うのが一番効率がいいんじゃない?”と彼。
そっかぁ…。
そういえば、昨年は、庭のヘンルーダでアゲハの幼虫をよく見かけたが、今年はどういう訳かアゲハの幼虫はほとんど見ない。
その年々の命のつなぎ方があるんだなぁ、なんてボンヤリ思う。