歩くひと_ヒロクレ日記

旅した土地の思いで 子どもと暮らす 日々雑記

三太九郎問題

*赤い服を着た、白い髭の優しそうなおじいさんが、子どもたちへのプレゼントがぎっしり詰まった袋をしょって、夜の間に、子どもたちへプレゼントを届けに来てくれる。

のがサンタクロースか、

*赤いど派手な服を着た、白髪で、でっぷり太った知らない爺さんが、何だか訳のわからないでっかい袋を持って、寝ている間に勝手に家に入ってくる。

のがサンタクロースか。

我が子の場合、想像のサンタさんは後者のような化け物じみた人物らしい。

が、しかし、サンタさんの来訪を拒むと、プレゼントがもらえないかもしれない。

苦肉の策で、3歳の時は、“会いたくはないのですが、プレゼントを下さい”という手紙を書き(といっても、親の目からも何が書いてあるか分からない、ミミズがのたくったような線だったけれど…)、4歳の現在、“何でもいいからプレゼントが欲しいです”と、何やら投げやり。

この時期、両親がここぞとばかりに、“あれぇ~、そんな悪いことして、サンタさん来てくれるかなぁ?”なんて脅しにかかるのを、“知らないおっちゃんが勝手に入ってくるのを、ただでさえガマンしてるのに、これ以上イイ子にしろってナニゴト!!!”の勢いで食ってかかる子ども。

ゴメンゴメン。

“サンタさんが恐い”という気持ちも、幼稚園のクリスマス会などを経て、随分和らいできた様子。

“来て欲しくないけど…”なんてためらうのは、今年が最後になるかもなぁ~。

生の気持ちで可愛いいのに…なんてシミジミ思う、クリスマスイブ。

日本のサンタクロース(三太九郎)については、日本玩具博物館“学芸室から”No.63参照。

“明治時代の人生相談”(幻冬舎)(→@amazon)には、“子どもが言う、三太九郎なる人物を知らないので教えて欲しい”という相談も載っている。