木のぬくもりが育てる子どもの心
などという大それた名称の親子向け講座を行う。
講師は、おもちゃコーディネーターでメルヒェン(http://www.marchen-net.com/)主催の山本千香子氏。木のおもちゃや、自然素材のおもちゃについて色々聞いてみたいし、自分と同じように子育てをしている人へ伝えたい。という個人的なお願いを快く引き受けて下さる。
また、今春呉市で新規開設された子育て支援センター“ひろひろ*ば”のプレイルームをプランニングした“いろは”(http://irohairo.seesaa.net/)メンバーの協力を得て、“ひろひろ*ば”研修室を会場とし、親子12組に参加して頂いた。
講座の内容は、主に0~1歳児を対象とし、木のおもちゃの歴史・おもちゃの色使いと使用している色素について・子どもの認識とおもちゃの形、発達に応じたおもちゃの話と与え方など。
特に印象に残ったものは、
◇叩くおもちゃ…日本ではあまり与えられることがないが、“丁度よく叩く”というのも習得していく技術である。
◇規則性のあるおもちゃ…子どもの自信を育てる。
例えば、“シロホン付き玉の塔”(穴に玉を落とすと転がっていき、最後にシロホンが鳴って玉が落ちきるというおもちゃ)。自分が穴に玉を入れたことで、必ずシロホンがなる=自分の動作の結果が得られるおもちゃは、子どもの自信を育てる。自立が始まった1歳半~2歳の子どもに好まれる。さらに、社会への第一歩を踏み出し挫折を感じる4~6歳頃に再び夢中になるおもちゃ。