かれこれ2、3週間ほど前の話。
“(子どもが)39度5分あります。なるべく早く(幼稚園に)お迎えに…”という電話がきたのが、午前10時過ぎ。
その日に限り、日用品の買い出しやらで油を売っており、帰宅して留守電を聞いたのが10時半も回っていた。
慌てて迎えに行くと、外の公園で、制作の鯉のぼりを振り回しながら走り回る我が子の姿が。
えっ ッと…
“こう見えて、体はボンボンに熱いですよ、すぐに帰った方がいいよ”と、まるで私の気持ちを見透かしたように先生が言う。
確かにここ数日、高熱を出しそうな気配を引きずりつつ暮らしていたので、やっぱり出たか、という気持ちもあり。
気を取り直して、元気に見える子どもをなだめつすかしつ、何とか病院に連れ込み、熱を図る。
36度8分
……
帰宅して検温、6度9分
昼寝して検温、6度8分
食事して、夜寝て、トイレ行って、メシ食って
6度8分
幼稚園では相当辛そうで横になっていたというが、屋外に出た途端、弾けたように元気になってしまったらしい。
その後も、時折発熱するが、外に遊びに行くと下がるという日々が続いた。
そんな変温生物、イヤだな…。