ありがとうさよなら
○ 半年間に渡る子どもの保育園生活が終わる。
お礼と進級のお祝いを兼ねて、ティッシュケースをつくり、クラスの子どもたちに贈った。
入園当初、子どもは集団生活に慣れず、廊下でワンワン泣く日が続き、年長クラスの子どもたちに名前を覚えられていた。クラスになじんでからは、悪さのあまり年少クラスに強制連行される日が多くなり、年少クラスの子どもたちに名前を覚えてもらった。
“最後のお迎え”に行くと、先生への挨拶もそこそこに、悪さをしてお世話になった年少クラスへ飛んで行った子ども。
多くの友だちと先生方の優しさに包まれて幸せな保育園生活だったようだ。
○ 年度末なので役所の方でも人事異動があり、運営に参加している子育てサイト(click)の企画立案をされた方々も、子育て支援課から他部署へ異動に。保育園降園後の少々泣きはらした目のまま、子どもを連れて挨拶に行く。
通い馴れた子育て支援センターでも、スタッフさんの異動が相次ぐ。
子育て友だちも1人、新たな土地での生活を始めている。
多くの別れがあった年度末。
別れに涙できるのは、それだけいい出会いがあったということなんだろう。