作:エルンスト・ヤンドゥル 絵:ノルマン・ユンゲ 訳:斉藤洋 ((株)ほるぷ出版 1999)
“しいんとしている まちあいしつ ドアがあいて ひとりでてきた コトコトコト…”
“ひとり はいっていく カッターン…”
ここは、おもちゃの病院の待合室。
みんな、じゅんばんにいなくなって、さいごはとうとう“ぼくのばんだ”。
言葉の繰り返しや、おもちゃたちの音が活き活きとして、読んでいてほんのり心地よさを感じる一冊。言葉が短く、文章も単純、おもちゃの音なども入っているので、子どももすぐに覚えて、一緒に読んでいる(一緒に読むことで、本への愛着も深まる様子)。(2歳頃~)