テレパス!?
“ねぇねぇ、Hちゃんのママ。Hちゃんがお茶欲しいっていいおるよ”
と、一緒に遊んでいたCちゃん(2歳)が教えてくれた。
え~!? ウチの子(1歳)、まだ全然会話できないのに(今出るのは喃語~1語文)。
と思いつつ、“お茶欲しかったんだね~”とお茶を差し出すと、コクンとうなずき、ゴクゴク飲んでいる。
しばらくして、またCちゃん、
“ねぇ、Hちゃんのママ。Hちゃんお菓子食べていい?”
“うん、いいよ。食べさせてあげて”と伝えると、Cちゃんはとって返して、“Hちゃん、いいって”と言う。何故か(その時だけ)律儀に待っていた様子の子どもは、CちゃんのGo指令でお菓子をパクパク食べはじめた。
?????
しばらく気になって2人の様子を見ていると、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるCちゃんに対し、子どもがしきりと身振り手振り&宇宙語で何かを伝えている。で、うんうんうなずきながら聞いていたCちゃんは、一通り話が終わったところで何やら子どもに伝え、私の所に走り寄って、
“ねぇ、Hちゃんのママ。Hちゃん、お茶欲しいっていいおる”
“また飲むって?”
“うん、また飲むの。”
えぇ~!?
子ども同士だから伝わるものがあるのか、はたまた長いものには巻かれろ(姉御の言うことは聞いておけ)という子どもの習性なのか…でも、意志疎通出来ているようだし……。万国共通子ども語があったりして。
謎は深まる秋の夜長。