歩くひと_ヒロクレ日記

旅した土地の思いで 子どもと暮らす 日々雑記

わたくし美術館_中通三郵便局 井原泰士展

ここ数日、商店街のいたるところで目にする“わたくし美術館”というポスターが気になっていたのだが、“どうぞご自由にお入り下さい”と書かれている呉服店やら紳士衣料店に、ソレが目当てで入ることもできずに、ちょっとモンモンとして通りすぎていた。

で、本日、念願叶って、中通三郵便局の井原泰士展を見ることができた(要は、手紙を出しに行ったら、局内に氏の作品が展示されていたと)。

“わたくし美術館”とは、「わずかな空間にお気に入りのアートを3点かざれば、そこはわたくしなりの美術館」というコンセプトの元、広島県呉市中通商店街の協賛店舗内に、個人の作品(絵画~手芸作品、書など幅広い)を展示するというものであるようだ。商店街全体が、期間中(2005.10.14-10.30)、ちょっとしたギャラリー街のようになっており、各店舗内にはガイドマップも置かれている。

郵便局を出た所で、マップを頼りに商店街を散策する女性2人連れとすれ違った。

思わず、他のお店も覗いてみたくなったのだが、如何せん、片手にネギが飛び出したスーパーの袋を下げ、足をおっぴろげて寝ている子どもを乗せたベビーカーを押しながら歩くホコリっぽい主婦。お店の扉を押すほどの勇気が出ずにトボトボと帰ってきた。

ーオクラのねばりが私にも欲しい(井原氏の作品より)ー