歩くひと_ヒロクレ日記

旅した土地の思いで 子どもと暮らす 日々雑記

出るとか出ないとかの話

夕刻、“やけに帰ってくるのが早いなぁ”と思いながら、“おかえり”と旦那さんに声をかけると、旦那さんはそのまま無言で、隣室の壁をすり抜けて行ってしまった。というのが友人の体験談。で、誰にも言えずに我慢していた彼女が、転居するときに知人にうち明けた所、2階で布団を干していると、目の前(の空中)を旦那さんが通り抜けていった、とかそういった類の、いわゆる“出る”話は多いんだそうだ。

学生時代に住んでいた土地でも、友人が徹夜明けの午前5時頃に、足にゲートルを巻いた一群とすれ違ったと言っていた。

体験談によると、遭遇した瞬間は全く疑問に思わないものらしい(というより、全くの想定外のため、遭遇した男性を旦那さんと思ってしまう程)。

以前は、夜にちゃんと闇がある土地には、そういった話がつきものなんだと思っていたが、体験談によると、闇夜との因果関係は不明(いや、無いようだ)。

それにしても、この土地は“出るとか出ないとか”が身近。

まぁ、また季節柄もよろしいようで。