下蒲刈
(県民の浜)
ここ下蒲刈は、かつて朝鮮通信使も逗留したことがあるという、歴史ある島。
官民一体の“全島ガーデンアイランド構想”によって、町並みが(町並み保存地区のように)整備され、美術館・資料館などが作られている。
(看板までレトロ)
“松濤園”は、下蒲刈の“ガーデンアイランド構想”の一環として整備されたという(4施設まとめて入館料800円也)。富山県砺波地方の代表的な商家造り“旧有川邸”を朝鮮通信使資料館、山口県上関町の商家“旧吉田邸”をあかりの館、広島県宮島町の町屋“旧木上邸(観潮楼)”を陶磁器館として、それぞれ移築復元され、資料展示がされている(なお、蒲刈島御番所も復元され、休憩所として開放されている)。
(座敷童がゆく)
“旧吉田邸”あかりの館。吉田氏は、藩政時代、毛利氏に仕え「大庄屋」を与えられ、造り酒屋、醤油・食物油の製造、鰯漁の網元など手広く商いをしていたという。
侍屋敷
梁は重厚な作り。
2階部分は屋根裏を利用し、秘密基地のような書斎が作られている(代々教育者の家庭だったのか、教育関連の書籍が多くあった)。入場無料(灯が落ちても、お願いしたら入れて頂ける)。