人里離れた閑静な温泉郷、美又温泉は花盛りだった。
泉質はやわらかくなめらか(美又温泉は、美肌の湯ということで、温泉水が化粧品にもなっているとの事)。子どもも入れるくらいの心地よい湯温(源泉も47度ほど)だが、あがった後もずっと指先までポカポカ。
窓の外は、満開の桜。
川のせせらぎと、蛙のコロコロという鳴き声だけが響いている。
思いがけず癒しの旅になった。
ところで、この島根県の金城町は、かの島村抱月の生誕地ということだ。
レトロな趣の待合所と厠。遊歩道を散歩していたら、やはり散歩中の蛇に遭遇(十ン年ぶり…)。