バナナフィッシュ
“バナナフィッシュにうってつけの日”(J.D.サリンジャー “ナイン・ストーリーズ”(1953年)所収)を読む。
家人がこのところサリンジャーを読みふけっているため、何とはなしに手にとったのだが、PTSD(at wikipedia)が描かれていることに衝撃を受けた。
1953年当時、どのくらいPTSDが社会的に認知されていたのだろうか。
高校生の頃、吉田秋生の“BANANAFISH”を夢中で読み、いきおい“ナイン・ストーリーズ”に手をつけたが全く理解できず、読み切れず。というのも納得。年を経て理解できるものもあるとは…(失うものの方が大きい気はするが)。