歩くひと_ヒロクレ日記

旅した土地の思いで 子どもと暮らす 日々雑記

幼稚園探訪3

“子どもにとって一番大切なことは、自然のなかでのびのびと遊ぶこと”という考えのもと、独自の教育プログラム(知人曰くシュタイナー教育の実践に近いという)を展開する幼稚園が毎週開催している、未就園児のためのサークルに参加。

いつもは近隣の野原を散策したり、公園で泥遊びなどをするというが、生憎の雨で屋内へ。2階建て3Kほどのこぢんまりとした1戸建ての家屋に園児20名弱(年長の園児は雨でも外を散策にでかけていった)とサークル参加の親子10組弱。

以前から話を聞いていたので違和感はなかったのだが、屋内には机もイスもなく、園児が銘々の道具(クレパスなど)をいれておく棚と本棚があるのみ(本棚の本の多くが0~2歳児向けの本である点にはちょっとびっくりした)。オルガン・オーディオの類もなかったように思う。

活動内容は、部屋中に新聞紙を撒き、ビリビリにやぶいたり、雪のように降らせて遊んだ後、その新聞紙をおにぎりのように固めたり、他の新聞紙でくるんでボールをつくり銘々ボール遊び(小1時間)。後、階下で手を洗い、おやつを頂きながら絵本を3冊ほど読んでもらい解散。

***子どもの様子***

始めは乗らなかった新聞遊びも、好き勝手に出来るとあって途中からは夢中でやっていた。いわゆるサークルと違って、“やらされる感”が少なかったのが良かった様子。

子どもも楽しそうだし園全体の素朴な感じも好印象だったが、独自の“実践”(教育)を自認しているためか折々語られる“子どもとはこういうもの”とか“早期教育の弊害”についての話が少々くどく感じられた。

ともあれ、晴れた日にもう一度参加してみたいなぁ。バケツやタライの水をぶちまける、ダイナミックな泥遊びが体験できるようなので。