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歩くひと_ヒロクレ日記

旅した土地の思いで 子どもと暮らす 日々雑記

鎌田慧“原発列島を行く”

鎌田慧著“原発列島を行く(@amazon)”(集英社新書)を読む。

マイミク、カネコさんのブログ“猫背式”(http://nekozeshiki.blog83.fc2.com/)より、本書を識る(氏の読書アンテナにひたすら敬服しつつ…)。

あとがき、初版とも2001年の本書。冒頭に、

いまのわたしの最大の関心事は、大事故が発生する前に、日本が原発からの撤退を完了しているかどうか。つまり、すべての原発が休止するまでに大事故に遭わないですむかどうかである。

すでに十年前には、今日の状況が予見できていた。ということだろう。

もうちょっと、時系列をはっきりさせて欲しいとか、多少感情的な書きぶりが目立つ箇所があるとは思うのだが、原発について全くの無知である私にも理解しやすく、日本の原発関連施設の現状の全体が見渡せる良書だと思う。

原発は、稼働半世紀で廃炉が視野に入ってくる(のに、その炉の中で生成される高濃度放射能廃棄物は半減期までに数千年を要す)。ということすら知らなかった。無知と無責任は“=”じゃないけれど“≒”だよなぁ。