ボクはびっくりしてはいない。
週末の夜のこと、3歳児が転倒して座卓の角で顔を強打し、口と鼻から相当の出血をみた。
夜間救急センターに問い合わせ、他院を紹介されたり、指示を仰いだりし、翌朝、最寄りの総合病院の救急を受診、バタバタとした週末になった。
念のため、子どもが通っている幼稚園にも経緯を伝えた所、園バスの中で先生が、
“お顔をぶつけて痛かったね、大変だったね、びっくりしたでしょう”と子どもに声をかけてくれたというのだが…(以下、先生談)。
子ども:“ボクはびっくりしてはいない。でも、◎◎(上の子)ちゃんと、パパとママはびっくりした。”
先生:“えっ、どうして? ○○くんはびっくりしなかったの?”
子ども:“うん、ボクはいたかったからね、いたくて“うぇーん”と泣いていたからね、びっくりはしていない”
やるな、師匠。
ちなみに、保冷剤で冷やしながら出血をとめていた時に、
“救急車に乗ったらいいんじゃないかな?”とウキウキしていた子ども。
介抱のしがいが全く無い。