なんてもん売ってんだ!
と、岡山に越して来て驚いた、
“ずくし(熟柿)”
わざわざ売るような物なのか?
誰が買うんじゃ?(まぁ、需要があるから供給があるのでせうが)
それより前に、どうやって作っとるん??
恐る恐る購入して、冷蔵庫でキンキンに冷やし、家人と賞味。
“う~むぅ…”(かなり繊維質だが、柿ジュレと信じると美味しい。“柿”の味覚に対する思い込みのせいなんだろうが)
“岡山、恐るべし…”
“いや、でも、谷崎が“ずくし”について熱く語ってるんだよねぇ、あれ“吉野葛”じゃなかったっけか”と彼(→柿ブログ“ずくし”へ)。
へぇ~。
*谷崎の“吉野葛”の文章中に、ずくしの作り方が記されており、合点(渋柿を賞味する一つの方法なのね、どうりで渋柿の形のずくししか売っていない訳だ…)。
*リンクを貼った“柿ブログ”の画像は、熟柿ではない。
*岡山のお店では“づくし”と書いて売られている。が、熟柿のため“ずくし”の表記に統一した。
*岡山のお店では他に、渋柿、醂(さわ)し、干柿(完成品だけではなく、後は干すばかりまで下処理した渋柿)、など売られている柿バリエーションが豊富!