歩くひと_ヒロクレ日記

旅した土地の思いで 子どもと暮らす 日々雑記

3歩あるくと忘れる人の直系

3泊4日の出張を終えて帰宅した彼(父親)のことを、2歳児が忘れていた。

予定より早く帰宅した彼に、狂喜乱舞で抱きつく上の子の横で、

“このおじさんは誰?”

といった不可解な表情で固まる下の子ども。

お風呂に入れてもらって、やっと思い出し……かけるも、布団に入って横を見ると、何だか知らないおじさんが横たわっていて、無性に不安になり大泣き。

酉年生まれ故か、性格か、職業柄か、彼はあっという間にもの事を忘れる達人である。

ガッと怒った直後に、すっきり忘れて後を引かないのは天晴れだが、過ぎたことも、過ぎていないこともすっきりさっぱりキレイに忘れてしまうので、大事な予定がある時は、3週間ほど前からジワジワと“予定空けておいてくださーい”と唱え続けなければいけない。

子どもの誕生日は出産予定日で覚えたまま修正されず、記念日に飲み会を当て…etc.。

“こんなに拒否されるなんて、なんだか心がサムイ…”と泣き濡れて(?)寝た彼だが、

間違いなく、彼の遺伝子が2歳児に受け継がれていることが判明。

まぁ、よかったじゃないか。