家人たちが皆起きている中、朝寝をしていたら、隣室から彼とお義母さんの話し声が細々と聞こえてきた。 “これ、いらないかしら?” “ん、いや、いいや” “でもあと……良かったら、置いて…” “いや、いらない……持って帰ってよ” “ん~、だったら○○(私の名)さんに…
医者嫌いだが、中でも耳鼻科は大の苦手である。 ギンギラ光った器具が、ズラッと並んでいるのを横目にするだけで、何だか血圧がおかしくなりそうだからである。 が、しかし、 そろそろ下の子どもを連れて行かないことには、彼の人の耳垢が化石化してしまいそ…
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